釣りブログ

初めましてまっさんです👍バス・SLJ・エギング・根魚をメインに様々なルアーゲームをします。釣具屋経験を活かして、釣りの解説や、普段の釣りの様子をブログにしていきます。

『SLJ』ことスーパーライトジギングの基本!



春も終わり梅雨入り目前!最近楽しみで仕方ないのが
SLJことスーパーライトジギング!

一度は耳にしたことがある方も多いとSLJ。やってみたいけどわからない、、そんな方に今回はSLJの基本編をお届けします。


1.SLJってどんな釣り?


まずSLJはスーパーライトジギングの略称でオフショア(船上)でのジギングの中の1つのジャンルのことです。
オフショアジギングはスロージギングを除き、大まかに分けると

・ジギング
・ライトジギング
スーパーライトジギング

の3つに分かれます。その3つの違いは名前の通り、使用するメタルジグの重さによって異なります。
ジギングの中でも軽い15gから80gのメタルジグを使って釣りをするSLJには他のジギングにはない魅力があります。

2.SLJの魅力

SLJの魅力として、1つは『女性や子供など力の弱い人でも出来ること』です!

他のジギングは150gから、重いと500g以上を使用するので女性やお子さんだけでなく、大人の男性でも1日中釣りをするには体力と力が必要です。
しかしSLJは、前述した通り、使用するメタルジグが15~80g、重くても100gまでと軽く、使用するロッドやリールも軽い物になるので、1日中釣りをしても疲れません。

そして何よりSLJの大きな魅力は『釣れる魚の種類が豊富』なところです。

地域や場所により異なりますが、SLJは水深30~40mがメインで浅いところだと10m以下のポイントで釣りをします。
また、使用するメタルジグが軽くなればなるほど、サイズ・シルエットが小さくなるので、他のジギングでは狙えない、イサキやアジなど小さなベイト(餌となる魚や甲殻類等)を捕食する魚から、ジギングのメインターゲットの青物やヒラメ・マゴチ・マダイ・ハタなど多魚種が釣れるので、かかってからあげてくるまで、どんな魚が釣れるか分からないドキドキ感が魅力です。

3.SLJに使用するタックル(釣具)の選び方

SLJに使うロッドやリール・糸など、種類が多くて分からないと思います。
ここからは、どれを選ぶべきか、選ぶ際の基準をお話しさせて頂きます。

ロッド(竿)の長さ・硬さの選ぶ基準

ロッド(竿)の長さ

SLJは船の上で行う釣りになるので、あまり長いものだと取り回しが悪く使いづらいです。
したがって、長さは『6フィート以上7フィート未満』を選ぶようにしましょう。
筆者は乗合船より手漕ぎや2馬力のレンタルボートでの釣りが多いので、『6フィート5インチ』までがかなり使いやすいと感じてます。

ロッド(竿)の硬さ

大半のSLJのロッドは硬さの表記が『L』・『ML』・『M』の3種類が多いです。

・『L』は主に水深10m程の浅場から30mまででアジやイサキなどライトなターゲットをメインに狙う方向けです。
使用できるジグの重さが『10~45g』ぐらいのロッドになります。



・『ML』は主に水深50mまでで、マダイやハタなどの根魚・小型青物までをメインに狙う方向けです。
使用できるジグの重さが『20~60g』ぐらいのロッドになります。


・『M』は主に水深80mまでで、マダイ・根魚・小型青物から不意に来る大物の青物までを狙う方向けです。
使用できるジグの重さが『30~100g』ぐらいのロッドになります。


最初の一本に持つなら乗合船なら青物に負けない『M』くらいが妥当だと思います。
筆者は乗合船より手漕ぎや2馬力のレンタルボートが多いので、おすすめは、オールマイティーに『ML』です。

ロッドはティップランやバス用も流用できますが、青物が掛かることもあるので、安心してやり取りできるSLJ専用のモデルを選びましょう。

ロッド(竿)はスピニングリール用かベイト用のどっち?

リールにはスピニングリールとベイトリールの2種類があります。
ロッドにもスピニング用とベイト用の2種類があり、併用することは出来ません。

スピニングリールの特徴はキャスト(投げる)がしやすく、ドラグ性能が高い事。何より初心者でも扱いやすいです。
浅場やイサキ狙いでのキャストして広く探るならスピニングリールの独壇場です。

ベイトリールの特徴はジグをフォール(落とす)と巻き上げの切り替えがしやすく、フォールのアタリが取りやすいです。また、巻き取るパワーがスピニングよりも強いことです。
しかし欠点もあり、バックラ等トラブルが多く慣れるまでが大変で、初心者にはおすすめできません。

なので、ロッドとリールはスピニングリールで揃えましょう。

リールの番手は?

前述の通りスピニングリールを選びますが、リールサイズやギア比などの選び方は
『3000番』を選んでください。
それより小さい2000番以下だとパワー不足になります。逆に大きすぎると重たくなるので、感度が落ち、1日釣りすると疲れます。

ギア比はハンドル1回転でより多く糸を巻き取れる『XH』を選びましょう。

よって選ぶリールの番手はダイワ・シマノのリールで『3000-XH』がベストなリールです。


ライン(糸)の種類・太さ・長さは?

ラインの種類は『PE』で、太さは『0.6~0.8号』太くても1号で、長さは『最低200mベストは300m』を買いましょう。トラブルやラインが切られることもあるので、
初心者は『0.8号300m』を選んでいただければ問題ないです。


そしてPEラインを使う際必要になるのがショックリーダーと呼ばれる先糸です。
リーダーのラインの種類はフロロカーボンで、リーダーの太さがPEラインの太さによって変わります。
0.8号では『フロロカーボンの16lb』を選んでください。


SLJでの基本となるアクション(動かし方)

ここからはSLJの中で基本となるアクション方法を3つご紹介させていただきます。

ただ巻き

これは読んで字のごとく。着底後ただ巻くだけです笑
ですがただ巻くだけでも、巻くスピードが速い方がいいのか、遅い方がいいのかは日によって魚の反応が違います。

ワンピッチジャーク

ジャークとは竿先を上下にあおるアクションで、ワンピッチジャークは、ジャークして竿先を下げる間に、ハンドルを1回転させて、またジャークしてを繰り返すアクションです。
狙う魚やその日の状況によってハンドル1回転ではなく、ハンドル1/4回転・1/2回転と変えてその日のパターンを探りましょう。

ただ巻き+ワンピッチジャーク

これは前述の2つのコンビネーションになります。なのでちょっと応用編ですが、手っ取り早くただ巻きかジャークのどちらが反応がいいか探るのにもってこいですよ。

筆者が多用するアクション方法

私がポイントに入った時はまず青物など遊泳力の高い青物などで、喰い気の高い魚を釣る為によく使うのが『高速巻き+ストップ』
これがはまるとめちゃくちゃ釣れるし、かなり引いてくれるのでぜひ試してみてください。

まとめ

大変長くなりましたがいかがでしょうか?
SLJについて興味を持って実際に釣りをしてみてください。そしてハマっていただければ嬉しいです。
ジグの種類や選び方、おすすめリール・ロッドや魚の簡単な釣りわけ方法はまた時間のある時に記事を書かせていただきます。

そのほかSLJ関連の記事もご一緒にご覧ください。

pojityibumassan.hatenablog.com

pojityibumassan.hatenablog.com



とりあえず一匹を釣る!簡単にキジハタを釣るなら○○○○!?

まずは1匹を釣る!

簡単にキジハタを釣るなら○○○○!?

 

どうも!マッサです!

 

間もなく梅雨に入り初夏も目前ですが、絶好の釣りシーズンに入るキジハタ!

今回は大好きなキジハタのルアーゲームについてご紹介します。

 

1.キジハタってどんな魚?

 

まずはキジハタについて説明させていただきます。

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  • ハタ科に分類される魚で関東で『キジハタ』関西で『アコウ』と呼ばれています
  • 流通量が少なく、キロ3000円くらいになる高級魚
  • 成長スピードは遅く40㎝に育つまで約10数年かかります
  • 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに『絶滅危惧種』に指定されています

ざっとこんな感じです。

 

それではここから本題です。

キジハタはゲームフィッシュとして有名で部類としては

 

ハードロックフィッシュ

 

ここ数年で人気のターゲットになってきました。

バス釣りのタックルを流用できるので始められる方が増えました、、が、、

そんな方からよく聞くのは『全然釣れないよ、、、』

。。。

釣れないと嘆くそんなあなたのためにキジハタを愛してやまない私からおススメするのがこちらです!

 

『直リグ』

 

バス釣りをされる方ならご存知のあれです!

 

実は筆者も始めて1年目はキジハタが釣れませんでした(笑)

テキサスリグ・フリーリグ・ジグヘッドetc.

どれを使っても釣れるのはカサゴや外道のアナハゼばかり

 

そんな時上手い人に教えを乞うことに。

そして得た答えが『直リグ』だったのです。

 

ここで、なぜ『直リグ』がいいのか

まず初心者がつまずきやすいのが着底に気付かない事

フリーリグやテキサスリグはボトム(底)でのワーミングで用いりますが

特徴として、シンカーが先に着底しワームが遅れて着底します

着底に気付けないと根掛かります。ここで心が折れてしまいます。

しかし、直リグならシンカーとワームが一緒に着底するので常にライン(糸)は張った状態になるのです。

そのおかげでラインが緩んだり、竿先で着底が分かりやすくなります。

着底が分かる。たったこれだえけで根掛かりを減らすことができます。

あとはリフト&フォール で誘うだけ!

キジハタ等ハタ類やカサゴなど根魚のアタリは、手元にまで伝わる『ゴンッ!!』とひったくるようなあたりなので、アタリがあればフルフッキングして強引に巻いてキャッチしましょう。

そんな『直リグ』ですが、セッティングが意外にめんどくさい笑

スプリットリングにシンカーとオフセットフックを付けるので、当然スプリットリングを開くためのプライヤーも必要です。

コロコロシンカーの重さやフックのサイズを変える時なんかめんどくさがりな自分にはかなりのストレスでした。

 

そこで思いついたのが、スプリットリングの代わりに『スナップ』を使う事!

 

そしたらまぁストレスなくシンカーやワームのチェンジが素早くできる。

尚且つ直リグ以外のプラグへの交換も出来るのでかなり便利ですよ!

基本に忠実にやるのもいいですが、ずぼらにやっても釣れる魚は釣れるんで是非お試しください

 

今日はここまで!次回はどこを狙えばいいかについてお話しさせていただきます。